当院の治療と特色


 関節リウマチは、手関節をはじめとした全身の関節に腫れや痛みが生じる炎症性の病気で、30歳以上の約1%の方がかかっているといわれています。
手関節炎のみで経過したり、数年で軽くなったり、少しずつ悪化したりなど、患者さんにより様々な経過をとります。外来通院で治療可能な場合も多いですが、従来の薬物療法ではなかなか炎症を抑えきれず、全身の関節破壊が進行し、人工関節などの手術を要する患者さんもいます。

 しかし生物学的製剤(バイオ製剤)という新たな治療法が始まり、日本でも既に多くの患者さんが治療を受けられて、優れた効果が得られています。
難治性の患者さんに対しても良好な成績が数多く報告されており、関節破壊の予防も期待されます。まだ、すべての患者さんに効果があるとはいえませんが、この治療法により多くの患者さんが痛み・苦しみから解放され、関節リウマチの治療は劇的に進歩したといえます。
治療費用が高価であることが難点ですが、高額療養費の負担軽減制度を利用することも可能です。

しかし、一度変形してしまった関節はもとには戻りませんので、関節リウマチの早期診断・早期治療がより重要となっています。
関節リウマチが疑われる場合(朝の手のこわばり、多発性の関節の腫れや痛み、微熱など)は、早めに専門医を受診してください。


・当院採用薬 (レミケード・エンブレル・ヒュミラ・アクテムラ・オレンシア・シンポニー)
・変形が高度で生活に支障がある場合は、膝や股関節、肩、手、足などの手術も行っています。