【執 筆】古江 幸博 |
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人間の生活において手は不可欠なものです。
正確な動きと繊細な感覚をもつ手の働きがあればこそ、私たちの複雑な日常生活や社会生活が滞りなく行われているのです。
手は神が作り上げた秀逸の精密機械なのです。
であるが故に、一旦その機能を失うと大きなハンディキャップを負うことになりますし、私たちの身体で一番怪我しやすいのは、やはり手なのです。
手の外科は、手の外傷、変性疾患、腫瘍などを扱う分野で、治療の目的はその機能を如何にして保つかという事です。
最も多いのは外傷ですが、骨折でも小さな骨片を止める特殊なスクリューやプレート等を用いて早期に動かす方法を積極的に用います。
腱の断裂では特殊な縫合法とリハビリプログラムを行います。手のしびれで最も多い手根管症候群に対しては、内視鏡下に手術を行い、やはり早期に動かします。
整形外科の中でも手の外科という分野はある種特殊な分野です。
手に関して困っている事があれば、是非受診して下さい。
※画像は一例です。